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非常食

『非常食』アルファー食品 安心米「白米」紹介とレビュー

アルファー食品 安心米「白米」紹介

非常食としてのご飯について

今回はアルファー食品株式会社の「安心米」シリーズにある白米の紹介をします。

紹介の前に非常食としての「ご飯」について簡単に説明します。

アルファ化米とは・・・1944年に当時の日本軍から、「火力を利用せず、炊飯を行わずに食べられるご飯」を大阪産業大学産業科学研究所二国二郎と尾西食品依頼し、アルファ化米が開発されました。

アルファ化米とは、炊き立てごはんを急速乾燥させたものです。お米は7割から8割がデンプンでできています。しかし急速乾燥させただけでは美味しくなく、まずいだけです。これを加工したものをアルファ化米といい、熱湯やお水をアルファ化米に加えると柔らかく美味しいご飯が出来上がります。

新たな日本式備蓄食となったアルファ化米を使用した非常食ごはんですが、2013年4月に施行された「東京都帰宅困難者対策条例」により、アルファ化米を使用した商品の流通量・備蓄量が飛躍的に伸び、一般家庭の我々にも非常食の必要性が高まったのではないのでしょうか。

アルファ化米の特徴は

アルファ化米の特徴

・洗米、つけ置きの必要がない

・長期保存が可能

・大量調理にも適している

・炊き込みご飯など「味ごはん」の場合に味がしみやすい

 

アルファー食品 安心米 「白米」特徴

 

今回はアルファー食品 安心米 について紹介します。

安心米シリーズ(個食タイプ)の種類は・・・

・白米・五目ご飯・わかめご飯・ひじきご飯・きのこご飯・とうもろこしご飯・山菜おこわ・野菜ピラフ・ドライカレー・白がゆ・梅がゆ

のラインナップとなっており11種類が販売されています。

全商品食物アレルギーをお持ちの方にも配慮した特定原材料等(28品目)不使用商品というとても魅力的な商品となっています。

今現在、アレルギーを持つ子供が増えている中で、非常時、食べ物が少ない中でもアレルギーの食材に注意を払う必要があると思います。しかしこの商品は28品目も不使用と配慮し安心できるのではないのでしょうか。

安心米シリーズ(個食タイプ)はすべて国産うるち米100パーセント使用されています。

また賞味期限も製造から5年と長くバラエティの富んだラインラップとなっています。

アルファー食品 安心米は取得認証が数点あります。

日本災害食学会認証(全商品対応)自然災害によってもたらされる被災(避難)生活を支えるために、必須の条件を備えた「食品」に付与される認証です。日本災害食学会とは、学識経験者や全国の食品製造業者によって組織された団体です。災害発生時の食事における健康二次災害の発生防止を目的として、災害食の規格化を進めています。
日本アジアハラール協会認証(一部商品対応)近年のグローバル化の流れにおいて、イスラム教徒(ムスリム)の方たちの食事にも対応しました。ハラール認証とはイスラムの教義に則った厳格な認証機関が審査を実施し、「製品が高品質で安全性が高い」ことを認証された商品に付与できるため、イスラム教徒以外の方にとっても安心して召しあがっていただけます。
ユニバーサルデザインフード(一部商品対応)日常の食事から介護食まで幅広くお使いいただける、食べやすさに配慮した食品です。日本介護食品協議会が制定した「かたさ」や「粘度」の規格により分類された4つの区分があり、対象商品にはマークを表示し日本介護食品協議会の規格に基づき商品を製造・販売しています。

非常食についていろいろ勉強していますが、「日本災害食学会認証」は何点か取得している商品は見たことがありますが、「日本アジアハラール協会認証」については初めて目にしました。

 

 

実食してみました

アルファー食品 安心米 「白米」を実際に食べてみました。

今回は非常時でお湯が用意できないことを想定し、水で60分ででき上がる方法で用意してみました。(熱湯の場合は約15分で出来上がります。)

商品を開封後、脱酸素剤とスプーンを取り出し、袋の底を広げました。

水を袋内側の注水線まで注ぎ、スプーンで中身をよく混ぜて袋のチャックを閉めて60分待機しました。

 

水を注いで60分が経過し、チャックを開けてみるとご飯が出来上がっていました。

水を入れる調理前の状態は100gでしたが、水を入れて60分後には約270gとなっており商品の重さの違いに驚きました。

 

出来上がったご飯を器に移してみましたが、大盛りご飯と書いていましたが、予想以上の量に驚きました。

味の感想(個人的なものです)

食べてみると、少々硬いところもありましたが、水でできたと思えないほどご飯の食感と味がありました。純粋に美味しいと思えるご飯でした。

まとめ

非常食の代名詞は「カンパン」でした。しかし1995年の「阪神・淡路大震災」で日本人の米への要求(ニーズ)が高く、震災時の食への不満が多く寄せられていたそうです。その際、主にアウトドア用品として販売されていたアルファ化米が被災地に届けられ好評となり知名度が上がり、新たな日本式備蓄食の代名詞となったそうです。

今回紹介した、アルファー食品 安心米 白米は、お湯や水を注ぐだけで簡単にご飯ができあがることができる、優れた商品です。製造から5年間の賞味期限があるので、災害時にご飯を食べることができるありがたい商品ではないでしょうか。

また、登山やキャンプなど、アウトドアでもとても優秀なのではないでしょうか。簡易さはもちろんのこと、おいしさも“安心”して食べることができます。

・賞味期限は製造から5年と長期保存が可能

・一つの商品袋に一個のプラスチックスプーンが付いている

・熱湯を注いで15分・水でも60分で出来上がります

・お湯を入れても倒れないスタンドタイプ



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https://taiga-sukima.com/arufa-zenzaiohagi/